2017年4月20日 (木) [氷川の杜(スタッフブログ)]
『披露宴』のお話しの続き
皆さまこんにちは。今日も氷川会館オフィシャルブログにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。
私ごとですが5年ぶりに風邪をひき、10日間ほど薬漬けの毎日です。病院に行くとやはり同じように風邪の患者さんが多いようでした。季節外れのインフルエンザも流行しているとのこと。皆さまもどうぞお気をつけください。
さて、今日は「披露宴」のお話しの続きを。
披露宴には、家族、親族、会社の上司や先輩、同僚、友人などなどおふたりが過去〜未来にかけてお付き合いを大切になさっている皆さまにお集まりいただきますよね。そこではやはり「感謝の気持ちを伝える」ことが大切だと考えます。今日は披露宴の中で皆さまに感謝の気持ちを伝えるためには、どうしたらいいのかという話しをしたいと思います。
◎両親へ感謝の気持ちを伝える
当たり前すぎるし、恥ずかしいというお客様も多いのですが、結婚式という大切な日に、きちんと自分の言葉で「ありがとう」を伝えて欲しいなと思います。氷川会館では、挙式の前に『嫁ぎの紅』の儀式を行っていただきますが、多くの花嫁様はこの時間に感謝を伝えていらっしゃいます。
『嫁ぎの紅』とは。
花嫁支度の仕上げを親御様に行っていただく儀式です。お支度をほぼ整えられたお嬢様を、親御様の待つお部屋へとご案内いたします。親御様にはお嬢様の唇に紅をひと筆挿していただきます。これが最後の花嫁支度となり、お嬢様から花嫁様になります。儀式の後、スタッフは退席いたしますので、親子水入らずのお時間をお過ごしいただいたのち、挙式会場へとご案内いたします。わずかな時間ですが、親御様にとっても、花嫁様にとっても、掛け替えのないお時間となっています。
また、披露宴の結びに『手紙の朗読』を行う花嫁様はとても多いです。ご本人の言葉で伝える感謝の気持ち。私たちスタッフもこのシーンは涙ぐんでしまいます。手紙と一緒に贈る品も、親御様の好みに合わせて様々なものをご用意なさっていますね。お母様の好きなお花を集めた花束。生まれた時の体重をぬいぐるみにしたり、米俵にしたり。最近では、ご両家とおふたりの家に飾る時計も人気です。1本の木を使って3つの時計を作ります。ご自身で製作することも可能なようですよ。
個人的に素敵だなと思うのが、子供の頃からの写真をアルバムに仕上げたもの。子供の成長は何よりの喜びでしょうから、思い出アルバムというのもいいなと思います。
◎次はご列席の皆さまへ伝える感謝の気持ち
伝えたい気持ちがきちんと相手に届く方法はなにか?を考えたいですね。
メッセージカードはダイレクトに思いを届ける方法だと思います。ご列席の人数が多いと大変かと思いますが、皆さまはおふたりが一人ひとりにメッセージを書いている過程を想像し、その思いを受け取るのでしょう。それは一緒に写った写真でも素敵ですし、ギフトにしても良いかもしれませんね。
また、ウエルカムボードや受付周りの装飾で感謝を伝えるのもオススメです。皆さまが必ずお越しになる場所ですから、直筆のメッセージを添えたウエルカムボードなどは思いを伝えるアイテムとしては最適でしょう。メッセージツリーや最近人気の折り鶴ツリーなどは装飾アイテムとしても素敵ですね。
誰に何を伝えたいのかで、色々なアイテムを使い分けると良いのではないでしょうか。
いかがでしたか?感謝を伝えるをテーマにした内容を盛り込むというのも、素敵な披露宴になりそうな予感がしてきます。ぜひご検討ください。