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氷川の杜(スタッフブログ)

2017年3月23日 (木) [氷川の杜(スタッフブログ)]

「和装の色合わせ」のお話し

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皆さまこんにちは。
今日も氷川会館オフィシャルブログにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。
神社裏の誉桜の並木。昨日の雨でだいぶつぼみがふくらんできました。あと数日で開花の予定とのこと。本当に待ち遠しいですね。


さて、今日は『和装の色合わせ』のお話しを。

花嫁衣裳。氷川では挙式を白無垢で。披露宴は色打掛にお色直しをなさって入場というお客様を多くお見かけいたします。
全て白で整えた花嫁の第一礼装白無垢は、格調高く、それでいて、なんとも言えない優しさを感じます。
色打掛は、宴にふさわしい華やかな色合いと、豪華な絵柄や刺繍が特徴的です。先日、お客様のご試着に少々立ち会わせていただいたのですが、色や柄で受ける印象が変わることを実感いたしました。

お客様は普段、寒色系の色の洋服が多いとのことですが、雰囲気が柔らかく色白で、勧められるのはパステルカラーが多いと伺いました。スタイリストも、まずお勧めしたのが淡いピンクとイエローの打掛。お客様の雰囲気にマッチした色打掛でした。続いてグリーンのグラデーションが美しいもの。爽やかな雰囲気です。最後は赤に桜の花が舞うもの。一気に華やかになります。これだけ雰囲気が変わると、迷われるのではないかなぁと思いました。お客様は「これからじっくり選びます」とおっしゃっていました。

モデルさんを含めた撮影を予定しており、和装のスタイリングを考える日が続きました。洋服の色合わせとまた違った組み合わせを楽しめるのが和装の良いところでもありますね。スタイリングを考える上で、参考にしていたのがNHKで放送されていた『忠臣蔵の恋』。武井咲さんの着ていた和装の色合わせがとても素敵でした。えっ!と思うような組み合わせも新鮮。なかでも「紺碧(こんぺき)」の掛け下着に、「猩々緋(しょうじょうひ)」の打掛は、斬新でインパクトがありましたが、若々しく、ぜひとも取り入れたいと考えています。
和装ならではの色合わせ。衣裳選びの際にスタイリストに相談してみてください。


最後に。昨年撮影した和装花嫁写真を。
夏虫色(なつむしいろ)の掛け下着に、金茶(きんちゃ)、鉛丹色(えんたんいろ)、露草色(つゆくさいろ)、金色の色打掛です。全体的に淡い色合いでまとめてみました。
いかがでしょうか?


間もなく行われる撮影。
写真は出来上がり次第アップいたします!
ぜひ花嫁の和装の色合わせにもご注目ください。

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