2016年2月9日 (火) [氷川の杜(スタッフブログ)]
『料理撮影』のお話し
皆さんこんにちは。
今日も氷川会館オフィシャルブログにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。
立春を過ぎたものの、体感はまだまだ冬ですね。乾燥しがちで風邪もひきやすい時期です。どうぞお気をつけください。
さて、今日は『料理撮影』のお話しを。
まだ2月・・・ですが、今年の秋冬料理のパンフレット撮影を行いました。早いですね(笑)
氷川では半年に一度、料理のパンフレットを変更しています。
季節に合わせた食材や盛り付けでゲストの皆さまをおもてなしする大切なアイテムの料理。
総料理長をはじめとする調理スタッフは、ご注文内容をデータにしたり、珍しくておめでたい食材を調達したり、人気メニューにさらに手を加えてみたりと、より良いおもてなしのお手伝いができるようにメニューを考えます。
撮影当日。今回も10年以上お仕事をご一緒させていただいている、カメラマンの内山広文さん、益子姿子さんにお越しいただきました。(おふたりに撮影していただいた写真は、皆さんが手にしているパンフレットにも使用されていますよ!)
会場が写真スタジオに変わっていく様子を横目に見ながら、私はクロスのアイロン掛け。
私にとって朝一番の大事な仕事です(笑)
カメラのレンズは人間の目と違うので、実際に料理を見るのと撮影したものを見るのとでは見え方が違うんですね。そこを人間が見たままに表現できるようにしてくれるのがカメラマンのおふたり。少し角度を変えたり、お皿の下にコインを引いたり、付け合わせの位置をずらしたり。シャッターを切りながら、細かく修正をしていきます。
いよいよ撮影となると、総料理長、洋食料理長、製菓長と一緒に最終チェック。ひと皿の料理を撮影するのに、だいたい15〜20分くらいの時間がかかります。
その料理が画面に写し出されますが、なんとも美味しそうなんです。お肉の焼き目やソースの照り。見たままがそこに写し出されます。それを見て、お腹が空かないわけがありません!!!毎度のことですが、目の前をスルーしていく料理を目で追ってしまいます(笑)
今回撮影した料理のパンフレットは6月頃からお客様にお渡しできる予定です。
どんな新しい料理がメニューに加わるのか?どうぞ楽しみにお待ちください。