2017年8月6日 (日) [氷川の杜(スタッフブログ)]
『婚礼衣装』のお話し
皆さまこんにちは。
今日も氷川会館オフィシャルブログにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。
連日蒸し暑い日が続きますね。
境内では丸い形をしたボトルに可愛らしい風鈴のイラストをあしらったミネラルウォーターを販売しています。私も何日かお手伝いをしましたが、「わぁ〜可愛い!」、「ネットで見たお水だ!」とたくさんの方にご購入いただいております。3種類のデザインがありますので、ぜひお気に入りを選んでください。
このブログをご覧いただきました皆さま、「ブログ見ました!」とおっしゃっていただくと、もれなくスタッフの笑顔をプレゼントさせていただきます(笑)
さて、今日は「婚礼衣装」のお話しを。
「婚礼衣装」と言っても、今日はちょっといつもとは違った話しです。
今日8月6日は広島原爆の日。
昨日の新聞にこんな記事が掲載されていました。
「広島で犠牲になったお母様の婚礼衣装が当時の疎開先だった妹さんの家で大切に保管されており、このほどその衣装が息子さんの手に渡された。」
というものです。
広島の平和記念資料館を訪れたことがある人にはなんとなくわかると思うのですが、原爆により焼かれたり、泥がついた国防服や防空頭巾など、セピア色の資料が多く展示されています。その中で黒地に鮮やかな色で描かれた婚礼衣装の展示は、見学者の目を引くところでしょう。
婚礼衣装を娘と一緒に選ぶ母。それを見守る父。慶びの日、衣装を袖に通す時の花嫁の気持ち。これは今でも変わることはないでしょう。大事に保管されていたようで、状態もよく、とても77年前の着物とは思えません。いつの時代も「結婚式」とは特別な日だったことがわかります。
原爆により亡くなられた多くの皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして平和な世の中でありますように。
詳しい記事をお読みになりたい方は、下記よりアクセスの上ご覧ください。
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170805000591.html