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氷川の杜(スタッフブログ)

2015年10月12日 (月) [氷川の杜(スタッフブログ)]

「白無垢」のお話し

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皆さんこんにちは。

氷川会館オフィシャルブログにお付き合いをいただきまして、ありがとうございます。

三連休は七五三詣の方々も多かったように思います。晴れ着のお子様に笑顔がこぼれます。

 

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さて、今日は白無垢のお話しを。

白無垢は、打掛、掛下着、掛下帯、帯揚げから懐剣、末広の房まで、全てを白で統一した花嫁の正式礼装です。江戸時代より現代に至るまで、最高の格式の花嫁衣裳として重んじられてきました。

「白」は汚れのない神聖な状態を表し、邪気を祓う色として用いられてきました。「白」はどの色にも染まることから『嫁ぐ家の家風に染まります』という花嫁の決意を表す色とも言われています。昔は今と違い、家と家のつながりが重視されていましたし、実家に帰ることははばかられていましたから、嫁ぐことは覚悟することでもあったのでしょう。真っ白な白無垢に憧れを持つ人も多いかもしれませんね。花嫁だからこそ着ることができる白無垢。凛として美しい日本の花嫁姿です。

 

白無垢の花嫁衣裳のお支度に必要なものは実に20個もあります!ご存知でしたか?

・白無垢 ・掛下着 ・長襦袢 ・掛下帯 ・帯揚げ ・丸ぐけの帯締め ・抱え帯 ・懐剣 ・はこせこ ・末広 ・白衿 ・衿芯 ・前板 ・帯枕 ・伊達締め ・腰紐 ・白草履 ・肌着 ・裾除け ・白足袋

 

打掛には吉祥文様などの地紋や刺繍、絞り加工などが施され、慶びの日を表しています。

お支度に必要なものの中には、小物も含まれています。懐剣、はこせこ、末広などがそうです。懐剣は護身用の短剣のことで、今は形だけが残っています。はこせこはもともと武家の女性が胸元に忍ばせておいた装身具です。中には鏡、懐紙、紅などを入れていました。今の化粧ポーチのようなものですね。これはどちらも花嫁の両親が揃えるもの。嫁ぎ先で辛いことがあっても泣き顔など見せずに身支度に気をつけなさい。何かあったらこの短刀を使いなさいという花嫁を思う気持ちが溢れた小物です。いつの時代も娘の幸せを願う親の気持ちというのは変わらないのですね。

 

清らかさの中に凛とした結婚への決意を感じる白無垢。ぜひ結婚式でお召しいただきたい衣裳です。着付けの際は美容スタッフが説明を加えながらお支度させていただきます。少々お時間が掛かる着付けですが、心を整える時間としてお過ごしください。末広を手にした時、嫁ぐ日の慶びをあらためて感じていただけると思います。

 

 

 

 

 

 

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